2012年6月24日日曜日

展覧会、締め!


今日は展示最終日です。昨日は展覧会の総括として、クロージングイベントがありました。


第一部「夢の企画、紹介と解説とそれに付随する雑談など」では、ゲストに橋本梓さん(国立国際美術館研究員)と加藤翼さんが登場しました。
今まで、この会場に来てくださった皆さまが書いてくださった”夢の企画”を、サポートスタッフが一枚一枚読み上げ、それについてゲストの方々に解説を加えていただき、企画について討論しました。
わたしは、アイデアの段階でのイベントの企画についてプロの方が話すという現場を初めて見たのですが、1つのアイデアに対して、それにに似たことをしている作家の例を挙げたり、現代の問題について話すにつれて、どんどん話が深まり、それによって思いもよらないアイデアが出てくるということが、たまらなく面白かったです。話の1つ1つが興味深くて、どの話も一字一句取りこぼしたくないものでした。話を聞いていて、ゲストの方の引き出しの多さに驚きました。自分もゲストの方々と同じように肩を並べて話せるくらいに、もっと勉強をしようと思います。


第二部では「企画の創り手達と語り合う」ということで、ゲストに一部と同じ橋本梓さん(国立国際美術館研究員)に加え、橋本裕介さん(KYOTO EXPERIMENT プログラムディレクター)と、松村貴樹さん(雑誌「IN/SECTS」編集長)に来ていただきました。
それぞれ分野の違う方々なのですが、話していくと共通した現代での問題が出て来て、興味深かったです。特に「芸術と価値」の話は、イベントが終わった後も、わたしの中で何回も反芻して考えました。


今回の展示は愛着があって、終わってしまうのはさみしいですが、今後のアートエリアB1がどうなっていくのかが楽しみです。このエリアに関わることによって、このエリアについて一緒に考えることが出来て、いい経験になりました。勉強になりました。ありがとうございました!

カナダ





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